ArtekのStool 60(スツール60)80周年! 記念モデルをまとめました
2013/08/30
800万脚以上売り上げた名作の80周年
既にご存じの方も多いかもしれませんが、今年2013年は、北欧モダンの代表的ブランド・Artek(アルテック)にとって特別な年。Artekのアイコンとも言える名作・Stool 60(スツール60)が誕生80周年を迎えています。
Stool 60を生み出したのは、Artek設立者の1人であり、また北欧デザインを語る上で外すことのできないAlvar Aalto(アルヴァ・アアルト)。1933年の誕生以来、800万脚以上を売り上げ、そして今なお世界のいたるところでリアルタイムで活躍している名作中の名作です。
記念すべき年である今年は、記念モデルが登場したり、インテリアショップで特別展が開催さたりするなど、80周年に合わせた企画が多数展開されています。
そして、タブルームにもArtek製品の掲載がスタート。80周年記念モデル、スペシャルエディションも含め多くのStool 60を掲載中です。ここでは多彩なStool 60のラインナップをまとめてご紹介します!
原点にして世界の定番
Stool 60(スツール60)
ナチュラルバーチのStool 60こそ、アルヴァ・アアルトが1933年に送り出したStool 60の原点です。無垢の木を曲げて成形された「L-レッグ」が特徴で、世界で唯一の製法で作られます。アアルトは3年の月日をかけてこの製法を開発しました。
内装カラーを移植した80周年アニバーサリーカラー
Stool 60 パイミオ カラー
80周年記念モデルとして最初に登場した特別カラーモデルです。この6色は、1933年に完成したアルヴァ・アアルト設計の建物「パイミオサナトリウム」の内装に使われていたカラー。新らしさすら感じるこのカラーリングが80年前にデザインされていたことに驚きます。
アートピースのような80周年アニバーサリーカラー
Stool 60 マイク・メレー
2012年のミラノサローネで展示されたドイツ人クリエイター・Mike Meire(マイク・メレー)のハンドペインティング作品をもとに製品化したモデル。脚と座面を塗り分けた全6種が展開されています。
雑誌『MONOCLE』とのコラボモデル
Stool 60 モノクル
デザインを発信する英国の雑誌『MONOCLE』とコラボレーションしたスペシャルモデル。座面の張り地にフィンランド産のヘラジカ革を採用しています。エレガントながらラフは質感が特徴的。革にある自然なキズや印をあえて残すことで、一個体ごとに異なった味わい深い表情を見せています。
COMME des GARÇONSとのコラボモデル
Stool 60 コム・デ・ギャルソン
2011年にヘルシンキのアルテック本店で行われたコム・デ・ギャルソン期間限定ショップ「The Two Towers Pocket @ Artek Store」で発表されたモデル。日本が誇る世界的ファッションブランド「COMME des GARÇONS」(コム・デ・ギャルソン)とのコラボレーションで誕生しています。
樹齢80年の木の断面を表現
Stool 60 田村奈緒
ニューヨークを拠点に活躍する日本人デザイナー・田村奈緒が手掛けたスペシャルエディション。黒ラッカーにシルクスクリーンを用いて、写実的な樹齢80年の木の年輪を描写しています。
マッツノーガードとのコラボモデル
Stool 60 マッツノーガード
デンマークのファッションブランド「MADS NORGAARD」とのコラボレーションで2012年に発表されたモデル。ナチュラルバーチのStool 60にプリントパターンが施されています。
目を引く蛍光オレンジのスペシャルエディション
Stool 60 トム・ディクソン
2005年にミラノで発表された蛍光色のモデル。手掛けたのは2004年から2009年までアルテックのクリエイティブディレクターを務めていたTom Dixon(トム・ディクソン)。もともとアルテックの展示品として考えられたものでした。
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