「FDBモブラー」の家具が日本上陸！”5人に1人が買った”国民的チェアも登場

　
2016年3月中旬、「FDB MØBLER」の家具が日本に上陸、販売開始されます。

「FDB」は、「デンマーク生活協同組合連合会」のこと。1942年、デンマーク近代家具の父と言われるKaare Klint(コーア・クリント)が監修を担い「美しく、丈夫で機能的、しかも買い易い価格の商品を扱う」という厳しい条件のもとに家具部門が設立されFDBモブラーが誕生しました。

Børge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)が初代代表、続いて2代目にPoul M. Volther(ポール・M・ヴォルタ)が就任し、良質で廉価な家具が数多く販売されました。デンマーク国民の5人に1人が購入したという逸話を持つヴォルタの「J46」チェアや、ウィンザータイプの定番となったモーエンセンの「J52」シリーズなど数々の名作が生み出されています。

しかし、FDBは惜しまれつつも80年代に一部の生産を中止。約30年もの間、家具生産を縮小していましたが、デンマーク国民の熱烈な支持を受け、2013年についに再始動しました。

当初はデンマーク国内のみでの展開でしたが、いよいよ今年は日本での展開が本格的にスタートします。上記の「J46」「J52」シリーズも含む7種各色のチェアとモーエンス・コッホのブックケースが2万5000円～9万6000円(税抜)で販売される予定です。

日本での展開は、代理店を務めるgreeniche(グリニッチ)の店舗(greeniche 代官山、greeniche 米子)でスタートしたのち、各地のインテリアショップに展開される予定だそう。

北欧ファン、インテリアフリーク、そして使い勝手のいいチェアを探している人には是非チェックしていただきたいニュースです。