深澤直人が監修する「日本の杉の家具展」開催中
2015/01/31

「隠された日本の財産」を美しい家具に
2014年1月28日(水)から2月24日(火)まで、東京・銀座の松屋銀座内「デザインギャラリー1953」にて「第711回デザインギャラリー1953企画展『日本の杉の家具展』」が開催されています。
本展は、岐阜・高山にある老舗家具メーカー・飛驒産業が開発した杉圧縮柾目材を使った家具を紹介するもの。展示監修はプロダクトデザイナーの深澤直人氏が務めました。
杉の学名は「クリプトメリア・ジャポニカ」、「隠された日本の財産」という意味を持ちます。美しい木目と香りの良さ、優れた調湿機能を持ち、古くから建材や生活道具に使われてきました。
一方で、建材用に日本で過剰に植林された杉は、現在有効な活用方法を見出せないまま山林に放置されているという状況があります。
その様な状況の中、飛驒産業は杉を蒸して圧縮し、強度を上げる技術の開発に成功。柔らかいために家具用材としては不向きと言われてきた杉材を使い、家具を制作しています。
会場では、この杉圧縮柾目材を使い、川上元美氏がデザインを手がけ2014年にグッドデザイン賞金賞を受賞した「KISARAGI」のほか、柳宗理デザインの家具も合わせて展示します。
2月4日には飛驒産業社長の岡田贊三氏、川上氏、深澤氏の3名によるデザインサロントークも開催されるそう。
日本の杉、日本のデザイナー、日本の職人が結集してできた「日本の杉の家具」です。ぜひじっくりと見て、触れて、日本の杉の美しさを堪能してください。
第711回デザインギャラリー1953企画展「日本の杉の家具展」
会期:2014年1月28日(水)~2月24日(火) 10:00~20:00(最終日20:30閉場)
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
東京都中央区銀座3-6-1
主催:日本デザインコミッティー
協賛:飛驒産業、奈良県黒滝村
展覧会担当:深澤直人
会期:2014年1月28日(水)~2月24日(火) 10:00~20:00(最終日20:30閉場)
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
東京都中央区銀座3-6-1
主催:日本デザインコミッティー
協賛:飛驒産業、奈良県黒滝村
展覧会担当:深澤直人
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